最近のアーティストは、メジャーインディーズ問わず、複数のバンドやソロやユニットを掛け持ちしている方々が少なくありません。
それは時に大きなケミストリーを生み、理想の音楽や様々なジャンルを体現してくれる事で、全く違ったアプローチの魅力や、セッションやサポートとはまた違った楽しみが広がる事で、オーディエンスに様々な楽しみをもたらしてくれます。
永遠にあのバンドがいて欲しい!と願うのはオーディエンスの理想ではありますが、様々な活動をしてくれる事によって、ちょっとした安心感を生むと言うメリットもあります。それぞれのどの活動も別の活動を補完できるわけでは無いんですけどね。少なくとも希望は持てるんじゃないかと思います。
引退したけど帰って来て欲しいアーティストはたくさんいますけど、今現在LIVEや音源で現役で楽しませてくれているアーティストも、いつかは去ってしまうのだと思います。しかしながら既存のアーティストのみなさんが活動の幅を広げてくれる事で、ファンにはどこか、何かしらで生き残ってくれる、楽しませてくれると言う不確かではあれど、実在する安堵感が安心させてくれるのです。
そう言った意味では、結構この人が大好きだ!と思うアーティストが様々な活動を展開してくれている今は、とても良い時代だなあと思うのです。もちろんそれは本命とは違っていたりするのかもしれませんが、どこかで需要を満たしてくれる音楽を提供してくれているような気がします。
もちろんひとつのバンドにこだわり続けるのもとても格好良いと思いますけどね。ひとつの活動が停滞したりすると、待つ身はそれだけで辛いのです(笑)。
アーティストのみなさん、たくさんの活動で楽しませてくれて、ありがとうございます!