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2016年02月25日(木)「TOKYO DEATH DISCO #3」渋谷VUENOS 藤田幸也(特別アコースティック編成)

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2016年02月25日(木)「TOKYO DEATH DISCO #3」渋谷VUENOS 藤田幸也(特別アコースティック編成)

仕事を終わらせてから渋谷駅へ。Shibuya O-EASTのすぐそばに渋谷VUENOSがありました。

入り口を入るとネオンきらめく店内に目が慣れるまで少し時間が掛かりました。予約しておいたDALLEの音源も受け取って、ドリンクを交換してから地下の隠れ家のようなステージへと降りて行きます。

そこそこだだっ広い空間と既にスタンバイしていたDJさんが音楽を流していました。



今回の幸也さんの布陣は

藤田幸也:ボーカル
吉岡寿之:ピアノ
坪本伸作:ギター
一也(HOLLOWGRAM):バイオリン

です。ちょっとしたコラボのようで、どうなるか気になります。



静かに幕が開けると、吉岡先生の伴奏に美しく絡み付く一也さんのバイオリン。そこにスパイスのように降りかかるような坪本伸作くんのギター。いつもと少し違うlost。幸也さんの丁寧で感情溢れる歌声が会場内に響き渡ります。凄い迫力。のっけから圧倒されて、微動だにしない場内。見惚れるとはこの事でしょう。美しいこうけいが広がります。拍手喝采。

そして未だ未音源化の名曲、Vincent。バンドアレンジの時よりも情感たっぷりに。切なさ満載。吉岡先生の旋律と坪本伸作くんの中に一也さんの旋律が乗っかるような形で。秋風か木枯らしが可視化するような空気感が会場内を満たします。素敵。幸也さんの大事にするような優しさと激情が歌声となって聴こえて来ます。拍手喝采。

そしてアコースティックバージョンの中でも群を抜いて個人的に好きな棘。音源だと畳み掛けるようなアレンジですが、生のアコースティックでしか味わえない激情溢れるエモーショナルな演奏、歌唱がより一層深く、浸透するように心奥深くへと沈み行きゆっくりと突き刺さるような。そんな心象風景が広がっていきます。

一也さんのバイオリンがまた、クラシカルな雰囲気満載で。坪本伸作くんの高音ウィスパーボイスなコーラスがまた情感たっぷりな幸也さんの歌声と相まって素敵。たまらないですね。鳥肌が止まらない。説得力のある幸也さんの歌声。物凄い迫力。心を引き裂かんばかりの激情。もし音源になる事があったら確実に買いですね。素晴らしい。拍手喝采。

そして幸也さんMC。

DALLE八田さんのお誘いでバンドじゃなくてソロでも良いと言われての参加で、全然DISCOっぽく無いと言うトークでいつもの調子で笑わせて和ませてくれる(笑)。久しぶりの地蔵トークも炸裂w

スイッチのON/OFFが凄いな、といつも思います。

そして吉岡先生のバンドにバイオリンがリードしてのイントロ、Missing Moon。丁寧に。Aメロを歌いこなす幸也さん。坪本伸作くんのギターが緩急を彩る。メリハリが利いていて。静と動を使いこなしながらも、感情を優しく、切なく。どこか暖かく歌声に乗せる幸也さん。これほどに感情を歌声に出来る人がいるだろうか。

そしてエモーショナルなグルーヴは決して飽きさせない流れを、歌声だけで表現する。だからこその魅力。凄い。素晴らしい。そして濁流のように演奏が。歌声が。美しくもはかなく。今この時だけのこのアレンジで心を、耳を満たして行く。背筋がゾクっとする瞬間が何度も訪れる。吉岡先生の旋律で曲は終わる。幸也さんコールがこだまする。

そして坪本伸作くんのコードに、輝きのような吉岡先生の旋律、ここに来て暖かな風のような一也さんの確かな音のバイオリン。TRUTH。何かを確信するかのように。力強いはっきりとした幸也さんの歌声。悲しみの様な歌詞なのに、どこか救われるような気持ちが沸々と湧き上がってくる。

真実の詩。確かなもの。それを歌声に決意として心を乗せてくれているような。そんな優しさに溢れているように聞こえました。大地を踏みしめるような強さがそこにあります。忘れない、と言う強さがそこに。聴いているだけで涙ぐんでしまうのは何故だろう。それは少し、喜びに似た悲しみの様な。暖かいものが心に湧き上がって来ます。

アカペラに近い幸也さんの激情に溢れた説得力のある歌声に、吉岡先生の鐘の響きのような旋律、坪本伸作くんのギターと掛け合う歌声、一也さんのバイオリンが春風に乗って草原を演奏が走って行くような。そんな後奏で幕を閉じました。

SE.east of edenで拍手喝采、こだまする幸也さんコール。コンセプトに左右されない物凄さを魅せ付けてくれました。鳥肌大満足。震えましたね。



どの曲だったか忘れてしまいましたが、間奏の時にストールを巻いている幸也さんがまるで本当の冬の北風にされされているような、そんな情景が室内なのに見える、不思議な表現力を目の当たりにして驚嘆したのが衝撃でした。凄いなあ。





SET LIST

01.lost
02.Vincent
03.棘
04.Missing Moon
05.TRUTH
SE.east of eden

藤田幸也:ボーカル
吉岡寿之:ピアノ
坪本伸作:ギター
一也(HOLLOWGRAM):バイオリン
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