LIVEレポはまた後日記載するとして。
そもそもが多分LIVEを見に行くようなENDLESSファンの中では一番の新参者であるので、諸先輩方の想いやSHIGEさんが何年も掛けて本業と兼ね合いも踏まえて出した答えがそうであるならば、わたくしめに本来何も言える事は無いのだろうと思います。
ただ、あまりにも素晴らしく美しい終焉は、いちファンとしての口惜しさや、鳥肌が立ち涙するようなその全てに、感動しつつも後ろ髪引かれる想いのようなものが残っているので、記録として残しておこうかなと思います。
とにかくクオリティは最高のもので、ホールでやっていてももっともっと広い場所でたくさんの人に聴いて欲しかったと言うのが心底本音であり、ENDLESSの集大成としてもうこれ以上無いほどに完成度の高さとそこにある完璧な音楽は何よりもひとつの理想として、あの場所にいた全員の心の中に打ち立てられたのだと思います。
輝きが色褪せないうちに…。理想と現実が剥離しない内に。終焉を決めたSHIGEさんの弁ですが、素人だからか、自分には一体何が色褪せているのか全くわかりませんでした。何もかもが素晴らしかった。
サポートも含めて。TETSUさんのピアノ・キーボードといい、SHIGEさんの透明感がありながら内に秘めた青い炎を感じさせる美しく雄々しいその声と演奏。SHIGEさんにしかわからない何かがあるのかもしれませんが、こんなにも凄いのに納得の行かない、もしくは折り合いのつかない何かがあるのだろうかと疑問にも思いました。
ただSHIGEさんの完璧主義な打ち込みようからして、悩みに悩み抜いて出した答えがそうであったのなら、それが正解なのでしょう。本業をおろそかにも出来ないでしょうし、けじめや引き際の見極めがそこだったと言う事実なのだとは思います。幸也さんやTETSUさんとも何度も言葉と苦悩を重ねたみたいですし。
会場を見れば号泣し、とにかく最後を見届けようと言う諸先輩方の姿もまた。その最後を飾るにふさわしい美しさと完成度を持っていたのだと思います。
感動した時、本当に素晴らしいと思った時。なりふり構わないような心境になると必ず『最高!』と叫んでしまいますが、今回は『ありがとう』と叫びました。そして『ENDLESS最高!』という言葉は、以前よりずっと見届け続けて来た諸先輩方が涙ながらに叫んでくれていたので、それが正解なのだとも思いました。
吉岡先生が仰っていたように、終演後の鳴り止まない拍手が、ENDLESSに対する絶賛の証であったのだと思います。
表舞台に立たないとしても。ちょっとした暇潰しでも良いから、個人的にはSHIGEさんに死ぬまで音楽を創り続けて欲しいな、と思ってしまうのですが、そういう中途半端なことをしたくないからこそ決断したのかもしれません。
今でも終焉を迎えたと言う実感は全くありません。SHIGEさんがMCで『再生ボタンを押せばいつでも僕たちが演奏する』と仰っておりましたが、正直音源は音源でいつでも聴けるようにあって欲しくはあるけれど、ENDLESSのLIVEはそれを凌ぐクオリティや迫力、完成度、ダイレクトな息遣いが伝わって来る音があったのだと痛感しています。
SHIGEさんとTETSUさんの掛け合いとか、どこか相反する要素を持ちつつ調和していたENDLESSと言う『バンド』のLIVEサウンドは、本当にどこに出しても誰に聴かせてもおかしくない、素晴らしいものであったと思います。
そしてそのジャンルレスでありながら多くの引き出しを持った素晴らしさもあって、自分のツボで無くても感動させてくれた凄さがそこにありました。
待っていたら枷になってしまうでしょうし、決断を阻害するような事はしたくないとは思うのですが、
もしいつか。
もしもいつかENDLESSが何かの形で帰って来ることがあれば。
素直に喜び、その音楽に足を運ばせて頂こうと思います。
始まりがあれば終わりがある。
出会いがあれば別れもありますが、
予想をはるかに超えて自分の心に打ち込まれ、間違いなく死ぬまで聴き続けるであろう音楽のいくつかを残してくれたENDLESSに、心より感謝致します。
本当にありがとうございます。
ENDLESS Official Web Site
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