全体に関しては時間のある時にまた別に書こうと思うのですが、これだけは書いておかなければと言う使命感のもとに記載させて頂きます。

後に重複する内容などもあると思いますが、ご容赦ください。





Tokyo Chaos 2015に至る前一か月。なかなか痰がたくさん出る風邪の症状が治まらなくて、必死に治しながら仕事もして学校も行って…なんてなかなかハードな一か月間を過ごしておりました。

しかしながらアナウンスされたD≒SIREはあまりにも衝撃的で。幸也さんの普段の言動からそんな奇跡は絶対に無いだろうと思っていましたが、その奇跡が目の前に来ると言う事でこれは絶対行かなければ！とチケットを購入しました。

後日チケットを発券してみると驚きの一列目！生まれて初めての経験です。どう考えても幸也さんの力が働いたとしか思えない(ご本人もそれを察っせられるような示唆をしていたような)お気遣いに心から感謝すると共に、もうこれは絶対に命を懸けても行かなければと言う使命感に駆られましたね。



当日会場に足を運んでみると、まかり紛うことなき最前列。一生モノの軌跡の瞬間を間近で見れる感動に、身体は全快していなかったもののなんだか落ち着きませんでした。



様々なバンドのステージを、そしてプレイヤーの演奏を間近で凝視しながら拝見・拝聴させて頂きました。それはそれはとても貴重な経験に、色々言葉では言い表せない程の喜びがありましたね。



そして待ちに待ったD≒SIRE。事前にアナウンスされたのは

Vo.YUKIYA

G.聖詩 -KIYOSHI-
Key.TETSU（ENDLESS）

のオリジナルメンバーに加え、

Dr.Shinya（DIR EN GREY）
B.明希（シド）
G.圭（BAROQUE）

を迎えた豪華メンバー。

期待せざるを得ない現実に自然と顔が満面の笑みになっていくのが自分でもわかりました。



幸也さんのご厚意で、予習のように事前に配信された音源でセットリストを妄想していたものの、『えっ？本当にやるの？』と言う戸惑いが生まれる程の良曲への期待感。

何しろ幸也さん自身が誤解されたくないと言う事であまり詳しくは書きませんが、バンドや楽曲に対して複雑な想いを抱いていた部分もあって、個人的にはどこか心配があったのも事実です。



そんな想いを頭の中に交錯させながら始まったDREAMS BURN DΦWN。思えば一番最初に聴いたD≒SIREの、幸也さんの歌う楽曲はこれが初めてでした。自分でも想像出来なかったほどの鳥肌と脳内を駆け巡る色々な想いが激流となって押し寄せ、溢れ出しました。

そこから先はもう自分でも全身を抑えきれない程の衝動。拳を上げ、叫び、目の前にはG.圭（BAROQUE）が一生懸命D≒SIREを演奏してくれていました。

離れた場所には生のG.聖詩 -KIYOSHI-。ここぞとばかりに名前を叫びます。

B.明希（シド）は以降ソロやセッションで活躍してくれる未来を髣髴とさせてくれる、しっかりとした演奏でD≒SIREを再現してくれました。

Dr.Shinya（DIR EN GREY）に至っては、全体に畳み掛けるようなハイスピードチューンに応えるのはもう彼しかいないんじゃないかと思う程のドラミングでしたね。そこはさすが。聴かせる楽曲に関しても素晴らしかった。

まさかの人工楽園に狂喜乱舞。そしてシングル楽園-Humanical Garden-には未完成で収録されていたJESUS？終末の情景 -La Scene Du Finale-には完成バージョンが収録されていますが、こう来たか！と言う構成に度肝を抜かれた覚えはありますが、まさか目の前で見て、生で聴く日が来るとは。しかもこんな大舞台で最前列で！幸也さんを呼ぶ声は止まりません。

KISSxxxxはLIVE映像では見たこともありますがこちらも驚愕のハイスピードナンバー。素晴らしい。素晴らしいとしか言いようが無い。

そして静夢。様式美の最たるナンバー。美しいメロディーとポップとロックが融合したような名曲に、感動、また感動。

そして追憶で幕を閉じます。夢の様な。いやこれは実際夢の時間でした。幸也さん自身も、最後に「ありがとうね。いい夢でした」と仰っていました。追憶もこれだけの時間が経ってもまだ色褪せぬ素晴らしさ。感動。喜びに身体が打ち震える。短い時間でしたけど、本当に一生モノの、宝物の時間でした。素晴らしかった。素敵でした。

幸也さんとサポートも含めたメンバーのみなさんに心より感謝致します。泣けた。










SET LIST

01.DREAMS BURN DΦWN
02.人工楽園
03.JESUS？
04.KISSxxxx
05.静夢
06.追憶