これも結構前ですね。おぼろげな記憶を頼りに書いて行こうと思います。
幸也さんとSANA様にプレゼントを買おう!何が良いかな?考えました。朝、酒屋に行ってワイン買いました。望んでいたものとは時間が無かったので少し違うものでしたが、とりあえず喜んでもらえるかなと思って購入して仕事しました。
仕事が終わってからまっすぐ渋谷へ。行った事が無い箱なのでタクシー飛ばして近くまで行きました。開演ギリギリでしたが何とか間に合いましたね。
後でそうかな?と思ったのですが、ラッパーみたいなラフな格好をしたKENZyさんがいたような?違ってたらすみません。ドリンク買って入場しました。
SANA様の新曲PVが流れて開演。壊れたこころのSEから、Vincent、LEAVE ME...、kaleidoscopeと当時はまだ楽曲のタイトルも良くわかっていない楽曲もあるような状態ながらも、アコースティックとは思えない幸也さんのエモーショナルな迫力に圧倒されて、俺は今物凄い物を目の当たりにしていると鳥肌立てて震えながら観て聴いていました。
特筆すべきはこの日初めて聴いたアコースティックバラードバージョンの棘 -IN SILENCE 「DEATHLIKE」-です。原曲と全く違うのに進化している形が、たまにしか聴けませんけど今でも大好きです。鬼気迫る幸也さんの歌声が、魂を吐き出すように心に染み入りながら突き刺さって行きました。
そして聖書 -BIBLE-、今や定番曲のひとつである優しい楽曲、あふれそうな涙、Missing Moon、TRUTH -真実の詩-、BIRTHDAYと、バンドサウンドとは違ったエモーショナル且つ鬼気迫る幸也さんの心の叫びのような歌声や、優しさで包み込んでくれるような歌声が空間を満たして行きます。本当に凄い。これはこれで全然別物だと思いました。
SANA様が参加して無の底 -The bottom of nothingness-、lost、そして今代表曲のひとつである証 -akashi-で、みんなでクラップしながらの大団円で聴いてから、オルタナティブなのにその繊細な感情が染み込んで来る最後の夜で、本編は幕を閉じました。
endroll.のSEバージョンで終わってから、幸也さんのMCでみんなでコラボドリンク買って、(俺は下戸なのでノンアルコールでしたがw)乾杯。何とSANA様が客席まで来てみんなと乾杯してくれる大サービス。
この時ですね、みんなと乾杯する為にどいてどいてと言われて道を空けたりしたのですが、この時何度もしきりにごめんねごめんね、どいてくれてありがとうと言いながら俺とも乾杯するSANA様の笑顔が今でも印象に残っています。
そして会場外の廊下のスペースで幸也さんとSANA様のサイン会。一番最初に並んだ俺は、マジックを僭越ながらサイン用に差し上げたり、思ったよりもワインを喜んでくれたのを嬉しく思いながら、幸也さんとSANA様に二台持ちのiPodの裏にサインしてもらいました。とてもとても嬉しかったです。この二台は一生の宝物ですね。壊れても墓まで持って行こうと思っています。
幸也さんにiPodは受けが悪そうですが(笑)、個人的には本当に嬉しかったし、宝物だと心底思っています。今でも壊れずにこの二台で移動時に音楽を聴いてますね。
今思い返すと、この夜が幸也さん、そしてSANA様をSANA様と呼ぶようになり、応援しようと強く思うようになったきっかけです。
ミーハーなファンの理由なんて至極単純で、くだらなくて…でもそれが他人にわからなくても、一生に残る思い出だったりするんですよね。色々な意味で幸也さんを、SANA様を、Kαinを応援し続け行こうと思えて、今は幸せを感じています。
出来れば出来るだけ長く活動して、長生きしてくれて、死ぬまで見届けたいアーティストとして心に決めた瞬間でした。そしてそれは数年経った今でも、間違えていないと思っています。