SEのCelsius_Short_Verからの幕開け。期待感を増幅させる。
のっけからCradle(WAILカバー)。包み込むような優しさと包容力が音となって会場を包む。何度聞いても良い曲だなあ。カバーとはいえこれも未発表曲なのが惜しい。ドラムの打撃音を中心に広がる世界が染み渡る。kazuさんのベースリフも蠢き支える。
ガラリと一気に世界観の変わるSEのHauntから、Kαinオーディエンスにはお馴染みの流れに。die 4 you。
時間差で繰り返されるギターリフからKαin特有の緊張感溢れる音が充満する。クラップで応えるオーディエンス。ようこそ!と幸也さん。今日はSHIGEさんがいないので坪本伸作くんがSANA様と頑張ります。
アヴァンギャルドな雰囲気から郷愁誘うギターリフを交えてstigma(聖痕)。これもKαinにしか出せない楽曲と味。幸也さんの熱唱もさすが。ベースリフからのドラマチックな間奏とピアノの旋律が入り混じって素敵。幸也さんへのコール。
そして定番、Kαinの代表曲のひとつでもあるInlandempire#02。物々しい音が響き渡る。ここまで聴いて伸作くんがいるからかいつもとまた違うスパイスリフが加えられているようだ。クラシカルな間奏からピアノの旋律を馴染ませて、ギターソロとドラミングが迫力を増して期待感と緊張感を増して行く。オーディエンスのクラップが応える。
そして加速して疾走する演奏。拳を上げて叫ぶオーディエンス。後奏で魅せつけることの出来るバンドは多くないと思う。素晴らしい。
そこから畳み掛けるように葬。疾走感溢れるイントロから、切なさと優しさが溢れるメロディ。絡み付く楽器隊の演奏。ブレイクで魅せる。特別な想いのこもった楽曲。オーディエンスが応える。どうもありがとう!と幸也さん。溢れかえるメンバーコールと拍手喝采。
ここでMC。
今日は後輩から言わせると男子が多いと言われたらしいですが、幸也さんから見たら女子が多いみたいです(笑)。
意外や意外、これがKαinの今年初LIVEです。
幸也さんの先輩後輩トークで場を和ませてくれる。
樹威さんとの対談で新宿LOFTからコラボしてくれと言われ、樹威さんがD≒SIREなら今すぐにでも歌えると言ってくれたそうで。リアルタイムで樹威さんが音源を買っていたそうです。しみじみするなあ。
色々笑わせてくれながら幸也さんのMCから、樹威さんが登場。
樹威さんとのトークセッションを和やかに交えて。
樹威さんのタイトルコールから。DREAMS BURN DØWN(D≒SIREセルフカバー)。
樹威さんの懐かしい♪の一言w
大盛り上がりのオーディエンス。そりゃそうだわなw
自分の声はしっかりと持ちながら、きっちり覚えてる樹威さんはさすが。
終わってから俺得ですねwと喜ぶ樹威さん。20年間聴いて来てLIVEで初めて歌ったとの事。
そして樹威さんが修学旅行でアメ村JEEZで初めてデモテープ買ったらしく、限定盤とサイン入りを二本買ったそうです。
(D≒SIREのファンの)同志、友達だと樹威さんが言ってくれましたw
そしてTEAR。
なんか色々しんみりしみじみしちゃうな~。俺も同じデモテ買った人間なんで、凄いなあとなんか涙ぐんじゃいましたw樹威さんに楽曲もあってる気がしました。
大団円。拍手喝采。樹威さん退場。
そのまま間髪入れずに証-akashi-。
イントロで想定してたより楽しかったなあと幸也さん。良かった。
オーディエンスとの大合唱からスタート。
いつもよりもなんか温かな雰囲気が充満しているようで、オーディエンスの声と叫びも迫力満点。幸也さんのボーカルは優しさに満ち溢れているように聞こえた。きっとものすごく嬉しかったんだと思います。
楽しんでってくれー!と幸也さん。
そしてSANA様のギターソロ。大爆発。決めてくれました。
なんだろう。すげー泣ける。間奏でも大合唱。時代を、時間を超えて繋がった何かがある。それだけで素晴らしいじゃないか。拍手大喝采。
音は途切れずにMiles。拳をー!の幸也さんの声に応えて拳と声を上げるオーディエンス。
ボーカルアレンジもいつもとは違う気がする。特別な。特別な。特別な日なんだな。幸也さんにとっても。そう思ったらジンと来た。幸也さんのことなのにねえ。俺も、そして多分この会場のみんなが。とても嬉しくて。笑顔だったと思うみんな。
そして大合唱。音源になって無いのに大合唱。愛ですよ愛。後の別のLIVEでも幸也さんが楽屋裏で仰ってたらしいけど。素晴らしいステージだ。温かなコール&レスポンス。拍手喝采。
そしてイントロ無しの#006。青い光で満たされる。いつもより加速してる感じがするのは気のせいかな?興奮してるからかどうか。コール&レスポンスを存分に楽しむ。拳と声で応える。大絶叫のオーディエンス。幸也さんのありがとうで幕を閉じる。
そして吉岡先生のドラマチックなピアノの旋律からのAFTER_.。幸也さんのエモーショナルな熱唱からの幕開け。どこか悲壮感が漂いながら、迫力がありつつ、優しさを携えているような、独特な歌唱と演奏が場内を満たす。そしてエキゾチックな間奏と変拍子的なオーディエンスのクラップ。
スキャットの大合唱。そして幸也さんの熱唱のエンディングへと。優しさの溢れる吉岡先生の旋律で幕を閉じる。拍手喝采。
そしてこれもKαinにとって重要な楽曲、深淵の月。海の上の満月と月明かりを思わせる情景が浮かぶ。今日は全体的に幸也さんの歌声が優しく感じる。それに合わせて演奏もどこか優しくもあり、また世界観を広げて。そして時に迫力を増し、幸也さんが歌い上げる。
そしてMC。
Kαinがあまり対バンをやらないと言う事から、物販を全く持って来てないとか、そんな話からまた場を和ませてくれました。
Mix Speaker's,Inc.との対バンとの話も絡めつつも会場を笑わせてくれましたw
邪魔な着ぐるみがあると思ったらUCHUSENTAI:NOIZ(宇宙戦隊NOIZ)のだったとかw
五月初めの幸也さんの誕生日付近のLIVEの話とか。
the god and death starsに触発されて未成年無料にしたいって話とか。
最後までいてくれてありがとうとギターのチューニングをしてからの。
そしてさすがの幸也さんの締めの言葉。
ここは上手く文章に出来なさそうなので、感謝の言葉を真剣に伝えてくれたと思って下さい。出来たら実際にKαinのLIVEに行って幸也さんの肉声で。そんな言葉を確かめに行ってください。いつもの場所なら、多分俺もそこにいると思います。
幸也さんの音楽は多分俺はボケでもしない限り死ぬまで聴くけどな。
からの。Closer。
今日も一日。良いLIVEだったなあ、と。そう思います。
特に幸也さんにとっても忘れられない対バンにLIVEなったんじゃないかなあと。
今日のKαinの総括の音をしっかりと耳に収めて。
メンバーコールと拍手大喝采の中、SEのeast of edenで。
幸也さんのどうもありがとう楽しかったです。の一言で幕を閉じました。
SET LIST公開!!
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2017年2月28日(火)
Shinjuku Loft「master+mind」presents【Rock is Culture 2017】
会場:新宿LOFT
出演:Kαin(YUKIYA+SANA+ATSUSHI+kazu+Shinsaku+Yoshioka)/GOTCHAROCKA(2マン)
【Kαin SET LIST】
SE Celsius_Short_Ver
01 Cradle(WAILカバー)
SE Haunt
02 die 4 you(アルバム収録曲)
03 stigma(聖痕)(アルバム収録曲)
04 Inlandempire#02(配布シングル)
05 葬(配布シングル)
※ゲストボーカル樹威参加
06 DREAMS BURN DØWN(D≒SIREセルフカバー)
07 TEAR(D≒SIREセルフカバー)
※ゲストボーカル退場
08 証-akashi-(CDになってない曲)
09 Miles(CDになってない曲)
10 #006(CDになってない曲)
11 AFTER_.
12 深淵の月(アルバム収録曲)
MC
13 Closer(CDになってない曲)
SE east of eden